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目次
「雑草対策」というとすぐに除草剤を思い浮かべる人もいるでしょう。
しかし、除草剤を安全に使用し、しっかりと効果を出すためにはいくつかの注意点が必要です。
ここでは、除草剤による雑草対策のメリット・デメリットと、正しい使い方についてご紹介します。
今まさに庭に除草剤を撒こうとお考えの方、除草剤であまり効果が得られないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ホームセンターやネットショップで購入できる除草剤。
春や初夏などにホームセンターへ行って、除草剤がズラリと並んでいるのを見かけた人は多いでしょう。
しかし、身近である分、よく知らずに使っている人が多いようです。
除草剤のメリットは、手頃な価格で購入できる点です。
安いものなら数百円で購入できる上、原液を希釈して使用する場合も多く、比較的広範囲でも費用をかけずに対策することができます。
専用の噴霧器やジョーロなどに入れて散布するだけなので、作業も簡単。
即効性に優れており、除草剤を散布してから2~3日ほどで効果を実感することが可能です。
ただし、効果は一時的。
長いものでも半年ほどで効果がなくなってしまうため、定期的に除草剤を散布しなくてはなりません。
また、除草剤は種類によって適切な使用時期が異なります。
天候や気温、雑草の成長具合によっても効果が変わるため、適切な見極めが必要です。
間違って他の植物も枯らしてしまう場合がある点もデメリット。
花壇と雑草が密接している場所や、隣の家と隣接しているような場所で除草剤を撒く場合は注意したほうがよいでしょう。
また、人体やペットへの影響も要注意。
有害な成分が含まれている除草剤は、飲み込んだり皮膚に触れたりすると健康を害する可能性があります。
使用方法や注意事項をきちんと守って、人やペットへの悪影響を最小限に抑えるようにしましょう。
近年は、人に対する毒性が弱く、残留性の低い除草剤が多く開発されています。
中には食品原料や食品由来の天然成分だけで作った除草剤や、土壌に成分が残留せず、環境にやさしい除草剤などがあるので、どうしても成分が気になる方におすすめです。
大切なのは、用法・容量を守ることです。
「もったいないから」と必要以上に薄く撒いては効果が得られませんし、「すぐに除草したいから」と濃く撒いては環境や人体に悪影響を与えかねません。
無用なトラブルを避けるためにも、商品ラベルを熟読して使い方を守ってください。
反対に、詳しく注意事項が書いていない製品は、購入を控えた方が良いかもしれません。
除草剤は、効果や形状によって「液体」「粒剤」「ハイブリッド」の3種類に分けられます。
このうち「液体除草剤(茎葉処理型) 」は、すでに生えている雑草に効果が高い除草剤です。
植物の茎や葉から薬剤が吸収されて雑草を枯らします。
ほとんどが土壌に影響しないため、散布後に他の植物を植えることが可能です。
「粒剤除草剤(土壌処理型) 」は、雑草の発芽を予防する除草剤です。
成分が土壌に浸透し、雑草の生成を阻害します。
撒いたあとしばらくは薬剤成分が土壌に残る上、すでに生えている雑草には効果が期待できません。
そしてハイブリット型は、「液体除草剤(茎葉処理型)」と「粒剤除草剤(土壌処理型)」の効果を併せ持つ除草剤です。
これから生える雑草も、すでに生えている雑草にも効果を発揮します。
ただし料金は他の除草剤より少し高めです。
除草剤を選ぶ際は、雑草に対して「どんな処理をしたいか」で選ぶのが良いでしょう。
現在生えている雑草をすぐに枯らしたいなら「液体除草剤(茎葉処理型)」、今後生えてくる雑草を防ぎたいなら「粒剤除草剤(土壌処理型)」がおすすめです。
また、除草剤には、決まった雑草だけに効果を発揮する「選択性除草剤」と、撒いた範囲すべての草木を枯らしてしまう「非選択制除草剤」があります。
それぞれ散布する時期が異なるので、雑草の状態や、使用する場所に合わせて選んでみてください。
除草剤を使う際は、用法用量をよく守り、均一に散布することが大切です。
散布するタイミングは、晴れた日の午前中がおすすめ。
植物は午前中に活発に葉や茎、根から水分や養分を吸収するからです。
散布した直後に雨が降ったり強い風が吹いたりすると、葉や茎に付着した除草剤が流れ落ちてしまうので、タイミングを見計らって作業をしてください。
除草剤の効果をより高めるコツは、以下の2つです。
除草剤を散布した後に防草シートを敷き、砂利・マルチング材を重ねる方法です。
除草剤を散布して雑草を枯らしたら、雑草を取り除いて整地します。
耐久性の高い防草シートを使い、砂利の重みで物理的に発芽を抑えることで、除草の手間を大幅に減らすことが可能です。
グランドカバー植物を植えることで、除草の手間を抑えつつ、美しい庭づくりをすることができます。
グランドカバー植物はあっという間に成長し、雑草が伸びる余地を与えないほど密度の高いカバーを形成します。
耐乾性や耐陰性に優れた種類なら、メンテナンスの手間がかからない上、土壌の乾燥を防ぐことも可能です。
2005年から人工芝の開発・販売・施工を行い、施工件数は全国の加盟店で7,000件※を超える。
オリジナルの芝は材料から厳選し、またUV・防炎・遮熱・伸縮抑制・静電気抑制・抗菌・防臭・防カビ・静電気抑制などの機能も備え、家族が楽しく過ごせる庭づくりにこだわっています。