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目次
雑草対策の一つとしておすすめなのが、砂利を使用することです。ここでは、砂利による雑草対策の効果やメリット、おしゃれな砂利の選び方などについて、庭造りのプロのアドバイスをもとに詳しくご紹介します。
人工芝施工の技術者を養成・支援するために設立された協会の理事。加えて株式会社マイスターの代表として、エクステリア設計・施工など“綺麗で安全な庭”づくりに情熱を注ぐ。
人工芝の開発・販売・施工一筋36年の有限会社しばんちゅの若きエース。手をかけなくても庭を綺麗にキープする方法を提案することがやりがい。
砂利を敷くことで、雑草の成長に欠かせない日光を遮り、成長を妨げることができます。
さまざまな雑草対策がある中で砂利を使用するメリットは、比較的費用が安く、手間がかからない点にあります。
ホームセンターやネットショップなどで砂利を購入し、敷くだけです。耐用年数も長いので、こまめにメンテナンスをする必要がありません。
水はけの悪い場所では、水たまりやぬかるみの防止にも役立ちます。
砂利の上を歩くと大きな音が鳴ることから、防犯対策として活用する人も少なくありません。
砂利は歩くと音がするので防犯対策としてもよく使われます。
気をつけなければいけないのは、砂利だけで雑草対策をしようと思うと、厚さ10cmほぼ敷き詰めないと効果がありません。1㎡で90kgは必要になるので、「安いし砂利にしよう」と思っている場合は意外とかかる費用に驚いてしまうかもしれません。防草シートは必須だと思ってください。
全国景観人工芝施工協会
中村 竜司さん
砂利を敷いても、砂が飛んでくる環境ですと、砂利と砂利の間に砂が入り込んだり、砂がかぶさったりして掃除が大変なことになってしまいます。
砂が飛んでくる家の方は避けたほうが無難です。
有限会社しばんちゅ
堀 蒼さん
一口に砂利と言っても、質感や形、色や形が異なるさまざまな種類があります。雑草対策だけでなく、庭の美観にも配慮したいなら、砂利の種類にこだわってみましょう。
選ぶ石によって、和風・洋風・アジアンなど、雰囲気を大きく変えることが可能です。
雑草がとくに生えやすい場所だけ部分的に砂利を敷いたり、数種類を組み合わせて花壇や歩道の周囲にアクセントとして使用したりするのもおすすめ。
建物の色や周囲のエクステリアと材質や色を合わせることで、お庭のトータルコーディネートを楽しむことができます。
雑草対策におすすめの砂利は、主に以下の3つです。
砕石(さいせき)は、大きな岩を砕いて作られる石のことです。
ゴツゴツした角が特徴で、大きさも不揃い。色は写真のようなサンドイエロー、少しピンクがかった色、灰色、ミックスなど。
踏み固めるとよく締まるので駐車場や庭など、人や車の動きがある場所におすすめです。
また比較的重いため、動きにくく、防草効果も長持ちします。
川砂利は、川で採取される石のこと。
粒が大きく、滑らかな表面が特徴です。
白砂利は、見た目がきれいなので、とくに人気が高い庭石です。光を反射することで、雑草の発芽を抑制してくれます。
雑草対策に使う場合は、ある程度重さがあり、動きにくい砂利を選ぶのがおすすめです。
粒が大きすぎると、砂利の間から光が入って雑草が発芽・成長してしまうので注意してください。
砂利を敷設する手順は、一般的に以下のとおりです。
まずは、雑草や石、障害物をしっかり取り除いてください。その後、土壌を平らにし、カットした防草シートを敷きます。
きれいに敷きつめたら、砂利を敷いて整えましょう。
砂利の種類にもよりますが、砂利の厚みは5〜10cmほどがおすすめ。
砂利で防草対策をする場合は、「どの砂利を敷くか」よりも「すき間なく敷き、厚みを持たせる」ことが大切です。
砂利の重みで地面を固め、雑草が生えづらくなるよう意識しましょう。
注意したいのが、敷設後のメンテナンスです。定期的な掃除はもちろん、時間が経つと砂利が沈む場合があるため、必要に応じて砂利を追加してください。
砂利による防草対策では、防草シートを併用するのがおすすめ。防草シートと砂利で、二重の防草効果を得ることができます。
砂利でシートを保護し、劣化を防げる点もメリットです。ただし、中には「防草シートを併用したのに雑草が生えてきた」という人もいます。
防草シートを敷く際は、効果の高いシートを隙間なく敷くのがポイント。
砂利と防草シートの相性を確認して選ぶ、シートとシートを10cm以上重ねる、他の空間との境目に土留めをして土が入り込まないようにするなど、工夫をしてみてください。
砂利を使って雑草が生えない庭にするには、下地を平滑に締め固めること、防草シートの隙間がなくなるようしっかりと接合することが大切です。
自分でやるとどうしても凸凹になってしまい、砂利の隙間から雑草が生えてきてしまいます。そのため、大きなエリアを施工する場合はプロにお願いするのがおすすめ。
全国景観人工芝施工協会
中村 竜司さん
砂利を敷く場所や配置を工夫したり、庭のデザインに合わせて砂利の色を選んだり、他の素材と組み合わせたりすることで、よりデザイン性の高い庭づくりをすることができます。
以前は、砂利といえばグレーか白しかありませんでしたが、近年はさまざまなカラー・質感の砂利が登場しています。
アイディア次第で個性的で自分らしい空間を楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。
植物をたくさん置けば、多少雑草が生えていても気にならないナチュラルなお庭に。
レンガやタイルとの組み合わせも味が出るのでおすすめ。
砂利はデザインのアクセントになりますが、広いお庭を砂利だけで雑草対策しよう、飾ろうと言うのは中々ハードルが高いもの。それだけの量の砂利の運搬、高さを出すことなど、プロにお願いしないと難しいかも…。また、砂利だけだと少し殺風景になってしまいます。
グランドカバーや人工芝、タイルなどと組み合わせて、雑草対策と景観を両立していくのがおすすめです。
2005年から人工芝の開発・販売・施工を行い、施工件数は全国の加盟店で7,000件※を超える。
オリジナルの芝は材料から厳選し、またUV・防炎・遮熱・伸縮抑制・静電気抑制・抗菌・防臭・防カビ・静電気抑制などの機能も備え、家族が楽しく過ごせる庭づくりにこだわっています。