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目次
庭の雑草対策の下地として需要が高い防草シートについて相場や敷き方、注意点などをお庭づくりの専門家にもお話を聞きつつまとめました。
人工芝施工の技術者を養成・支援するために設立された協会の理事。加えて株式会社マイスターの代表として、エクステリア設計・施工など“綺麗で安全な庭”づくりに情熱を注ぐ。
人工芝の開発・販売・施工一筋36年の有限会社しばんちゅの若きエース。手をかけなくても庭を綺麗にキープする方法を提案することがやりがい。
防草シートとは、地面に敷いて植物の発芽や成長を妨げるシートのことです。植物の成長に欠かせない日光を遮断することで、雑草の発芽をブロックします。
シートの下で発芽し、地下茎を横に伸ばしながら別な場所で光合成を行って成長する雑草もありますが、一般的には、シートの重みで発芽した雑草の突き抜けを抑えることが可能です。
水はけの良い防草シートなら、雨が降った時の泥はねやぬかるみを防止することができます。また、砂利の下に敷くことで、砂利が重みで地面に沈み込まないようにするという効果も発揮します。
厚手のポリエチレン素材で作られたプラスチックシートや、不織布や織物で作られたランドスケープファブリック、天然素材で作られたバーラップなど種類はさまざま。
厚さや素材によって遮光効果が異なるので、防草シートを選ぶときには遮光率をチェックするのがおすすめです。
大きな特徴は、高い効果が長期間持続する点です。種類によっては10年以上効果が続くものもあり、大規模なメンテナンスもいりません。
年に何度も草むしりや草刈りを行っていた方は、大幅に時間と手間を削減することができます。
水や空気は通すので、土壌の健康を保つことが可能。また、雨や風による土壌の流出を防ぎ、地面を安定させるという効果も。
すぐに剥がせる上、化学薬品や除草剤などを使用しないので、剥がした後に花壇を作ったり、家庭菜園を営んだりすることが可能です。
防草シートには非常に多くの種類があり、「どれを選べばいいかわからない」という方も多いようです。ここでは、防草シートの種類と費用相場、特徴を簡単にご紹介します。(価格は当メディアがAmazonやホームセンターの価格を調査した参考価格です)

ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などから作られる防草シートです。
中には10年以上ローメンテナンスで使用できるものもあり、非常に高い耐久性と雑草抑制効果が特徴です。駐車場や建設現場など、耐久性が求められる場所などにおすすめ。
価格は1㎡あたり約200円〜600円です。

ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)の織布でできた防草シートです。
耐久性は3〜5年で、比較的高い通気性と水透過性を備えています。農業や大規模な庭、公共の緑地などで使用されていますが、使用後の処分が難しく、環境に負担をかける可能性があります。
価格は1㎡あたり約100円〜400円です。
防草対策として効果抜群の防草シート。ただし、お庭の景観としてはどうでしょう。
単体で設置した防草シートは紫外線などに常時さらされるため、それほど長持ちはしません。また、しっかりと固定しないと風雨で剥がれるリスクも高く、あまりおすすめできません。
全国景観人工芝施工協会
中村 竜司さん
防草シートの設置手順は、一般的に以下のとおりです。
まずは、雑草や石、障害物をしっかり取り除きましょう。その後、土壌を平らにし、カットしたシートを敷きます。
除草や整地をしっかり行わないと防草シートにしわができ、砂埃がたまりやすくなったり破れやすくなったりするので要注意。
風で飛ばされないように固定したら、設置完了です。このときに、きちんとシートとシートを接着しているかどうかが、隙間から雑草が生える・生えないの分かれ目です。
防草シートの効果は、防草シート自体の性能はもちろん、敷き方に大きく左右されます。
シートにしわやたるみ、隙間ができるとそこから雑草が生えてしまうので、ポイントをしっかり押さえて敷くようにしましょう。
防草シートを敷くこと自体は簡単なのですが、問題は整地と接着。庭を平らにするには、レーキやトンボといった道具を使いますが、それだけではなく足りないところには土を足す必要もあります。普段畑仕事をしていて慣れている方はご自身できれいに整地できると思うのですが、経験のない方の場合は、プロにお願いしたほうが安上がりになる場合も…。
防草シート同士の接着にもコツが必要で、ここに隙間があると結局雑草が生えてきてしまいます。
有限会社しばんちゅ
堀 蒼さん
防草シートの施工は、安いと5㎡で3,500〜4,000円ほどから※。手間、体力、仕上がりなどを考えてプロに頼むという選択肢をおすすめします。
防草シートの効果は、適切なメンテナンスを行うことで持続させることが可能です。以下では、メンテナンスに関する情報をご紹介します。
大切なのは、定期的なメンテナンスです。まず、シートの状態をチェックし、破れやズレがないか確認しましょう。
大雨や台風の後は、シートがズレている可能性があるので要注意です。破れた部分は、補修用のシートで修理します。
周囲のチェックも大切です。シートの隙間や端から生えてくる雑草は早めに取り除き、シート表面に泥や葉、ゴミが溜まらないようにしてください。
とくに多いのが、シートの破れです。鋭利な石や根による損傷、重機や車両の通過、強風や激しい雨による劣化などが原因です。
この場合は、まず鋭利な石や根を取り除き、専用の補修テープやピンで修理しましょう。
重機や車両が通過する可能性がある場合は、厚手のプラスチックシートなどで予防することができます。
シートのズレも、よくあるトラブル。設置した際の固定が甘い場合や、風や動物、人の動きなどによってズレることがあります。
ズレているシートは元に戻し、ピンでしっかり固定しましょう。
シートの端や重ね合わせ部分に注意して固定すること、ピンやステープルの間隔を30〜50センチメートル程度にすることで、シートの安定性を高めることができます。
雑草対策として効果が高い防草シートですが、どうしてもそのまま使うには庭の景観が気になるという場合は、グランドカバーや人工芝との併用がおすすめです。
中でも手入れの必要があまりない人工芝は、手をかけずに庭をきれいに保ちたい人にピッタリ。ただ初期費用はかかるので、あまりお金をかけたくない場合は、こちらの安い雑草対策特集ページをチェックしてください。

2005年から人工芝の開発・販売・施工を行い、施工件数は全国の加盟店で7,000件※を超える。
オリジナルの芝は材料から厳選し、またUV・防炎・遮熱・伸縮抑制・静電気抑制・抗菌・防臭・防カビ・静電気抑制などの機能も備え、家族が楽しく過ごせる庭づくりにこだわっています。