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目次
雑草対策にはさまざまな方法がありますが、「雑草さえ生えなければなんでも良い」というわけにはいかないのが難しいところ。
タイルを検討・検索している皆さんは、雑草対策をするとしても「オシャレさも大事!」と思っているはずなので、景観と手入れのバランスについてお庭のアドバイザーのおふたりを迎えて解説します。
人工芝施工の技術者を養成・支援するために設立された協会の理事。加えて株式会社マイスターの代表として、エクステリア設計・施工など“綺麗で安全な庭”づくりに情熱を注ぐ。
人工芝の開発・販売・施工一筋36年の有限会社しばんちゅの若きエース。手をかけなくても庭を綺麗にキープする方法を提案することがやりがい。
タイルはデザインの種類が豊富なので、選ぶタイルによって庭の雰囲気がまったく変わります。デザイン性や景観は個人的には星3つ!満点だと思います。
雨風や紫外線にも強いので、維持管理もほぼ手入れが必要なく、汚れが気になったらデッキブラシで洗う程度でOK。初期費用はそれなりにかかりますが、逆に言うと初期費用くらいしかたいしてかからないと言っていいでしょう。
全国景観人工芝施工協会
中村 竜司さん

タイルには多様なデザインや色、素材があり、庭の状況や好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。
タイルと芝を組み合わせることで、こんなおしゃれな庭も実現できます。
タイルを置いた部分からは雑草は生えてこないので、タイルの下に防草シートなど正しい処理を行うと、さらに完璧に近い雑草対策にもなります。
しかし地面が凸凹していたり、防草シートがないと、タイルとタイルの隙間から雑草が生えてきてしまいます。こちらは後で詳しくご紹介します。
タイルを使った庭の施工事例を画像検索すると、多彩な事例が出てきます。花のお世話は難しくても、タイルなら置くだけなので、簡単にデザイン性が高い庭が実現できます。
全面的にタイルを使わずにポイントを押さえて部分的にタイルを敷設するだけでも、雑草対策になります。
例えば、庭の小道や玄関までのアプローチ、花壇や植栽エリアの周囲などに設置すれば、その他のエリアと空間を区切ることができ、庭全体がグッとオシャレな印象になります。
タイルの代表的な素材はセラミック、ポーセリン、天然石などです。セラミックタイルは価格が比較的安く、デザインも豊富です。耐久性があり、汚れに強く、掃除がしやすい点も魅力。
ポーセリンタイルは大理石などをモチーフにしたタイルで、吸水率が低く割れにくいのが特徴です。天然石タイルは高級感で人気ですが、価格は比較的高めです。
タイルを選ぶ際は、デザインや素材だけでなく、メンテナンス性や耐久性、滑りにくさなどにも注目しましょう。

砂利や芝生と組み合わせた例。タイルアートを敷設するのもおすすめ。希望のモチーフや柄などを好きな色で作ることで、雑草対策をしながら空間に個性を加えることができます。

ワントーンで統一したオシャレなタイルデッキ。隙間には大きめの石で雰囲気アップかつ雑草対策にも。

タイルの小路がかわいいお庭。シンボルのレモンの木の周りの雑草が気になり、人工芝を敷いたそうです。

白い木目調タイルと縁には青いモザイクタイルを組み合わせ、奥にはちらっと人工芝。壁のナンバープレートがいい味を出しているおしゃれな庭です。
タイルの種類によって異なりますが、タイル自体の費用相場は1㎡あたり約5,500円〜35,000円程度で、素材や加工方法などによってピンキリ。
DIYの場合はタイルの費用しかかかりませんが、プロに依頼する場合は、さらに施工費として1㎡あたり約16,000円から19,000円(※)がかかります。(記載の費用はすべて当メディアの調査による数社の平均なので、実際に依頼する会社とは異なることもあります)

タイルを敷設したからといって、完全に雑草対策が完了するわけではありません。敷設の仕方によっては、写真のように隙間から雑草が生えてくることがあります。
これを防ぐためには、敷設時にいくつか注意することが大切です。以下では、タイル敷設時の雑草防止ポイントをご紹介します。
タイルを敷く場所が歩かないところであれば、タイルの下に防草シートを敷きましょう。
まず下地(地面)をならし、砂を均等に敷き、その上に防草シートを置き、タイルを置くのですが、この作業の完成度で雑草とおさらばできるかどうか、今後の明暗が別れます。
DIYの場合、どうしても下地に多少のムラが出てしまい、その結果隙間が生まれ雑草が生えてきた…ということが大いにあります。
歩く場所の場合は、防草シートの上にタイルを敷くと、使っている間にシートと地面にズレが生じ、隙間ができたり、シートが破れたりして雑草が生えてきてしまうので、防草シートではなく下でご紹介している目地材を使用します。
歩く場所の場合は、タイルとタイルの隙間(目地)を目地材という「継ぎ目」に詰める材料で埋める必要があります。
何もしなくても、隙間から生えてくる雑草をこまめに手入れできれば問題ありませんが、長時間放置してしまうと根が成長して抜けにくくなる上、隙間が狭くてうまく引き抜けず、途中で切れた茎がさらに成長する…という悪循環を引き起こしてしまいます。
おすすめは、耐久性があり、防草効果のある目地材を使用すること。
エポキシ樹脂やポリマーセメントなどの防草効果の高い目地材をしっかりと充填し、隙間をなくすことで、雑草を防ぐことが可能です。
タイルの敷設は、DIYでも比較的簡単に行うことができます。タイル敷設に必要な道具と一般的な手順は、以下のとおりです。
適切な道具と材料を揃え、計画的に作業を進めることで、DIYでもプロのような仕上がりを実現することが可能です。
ただし水平器など、このタイミングでしか使わないような道具を買うのはもったいないですし、自分でやると見た目はきれいでも、どうしても隙間や凹凸が生まれ、そこから雑草が生えてしまうことがよくあるので、長い目で見たら業者にお願いしたいところです。
タイルを敷き詰めただけだと、タイルとタイルの目地の隙間から雑草が生えてきてしまいます。
除草剤をまけばいいと思うかもしれませんが、タイルの隙間から除草剤がどれだけ入るのかというと、意外と難しいのが現実。
タイルはきれいで手入れも楽ですが、雑草が生えたときに対策しにくいという側面があるので、最初の施工が肝心と言えます。
有限会社しばんちゅ
堀 蒼さん

2005年から人工芝の開発・販売・施工を行い、施工件数は全国の加盟店で7,000件※を超える。
オリジナルの芝は材料から厳選し、またUV・防炎・遮熱・伸縮抑制・静電気抑制・抗菌・防臭・防カビ・静電気抑制などの機能も備え、家族が楽しく過ごせる庭づくりにこだわっています。